手荒れしやすい主婦こそ意識したい、正しいハンドケア
顔よりも年齢が出るのは実は「手」だと言われています。
手はよく動かすので自然と目に入りやすく、「相手の年齢を推測するために見てしまう体の部位」というアンケートを主婦の皆さんに行った所、
1位の顔に次いで手・指が2位にあがっています。
手はファンデーションで隠す事が出来ないので、それだけ日頃のお手入れが重要になってきます。
主婦は特に料理や洗濯など水回りの作業も多く、意識してハンドケアしてあげないと、すぐに実年齢以上の手になってしまいます。
では、手荒れを避けて若々しい手肌をキープするためには具体的にどうしたら良いのでしょうか?
ハンドケアは水分をしっかり拭き取ることから
忙しい主婦は手を洗った後、軽くエプロンでぬぐってしまったり、ぱぱっと水気を払ってそのままにしている人も多いかと思います。
しかしそのままだと手に残った水分が蒸発し、その際に肌の水分まで一緒に奪ってしまい乾燥を引き起こしてしまいます。
乾燥を防ぐ為には、手を洗った後は柔らかいタオルでしっかりと水分を吸収するようにしましょう。
その際もごしごしと乱暴に拭き取るのではなく、あくまで水分を吸い取らせるように優しく拭うようにしましょう。
2:手も紫外線対策をしっかりと
手にシワが出来る原因の80%が紫外線によるものだと言われています。
顔は意識して日焼け止めを塗っていても、手までは塗っていない人も多いかと思います。
紫外線はメラニン色素を増やし、皮膚の水分を奪ってしまいます。
特にガーデニングや洗濯物など屋外での作業をするような場合には手にもしっかりと日焼け止めを塗ってハンドケアしてあげるようにしましょう。
また紫外線カット効果のあるハンドクリームもありますのでそういったものを使うのもいいかと思います。
主婦は水周りの作業も多いので、気づかないうちに日焼け止めがおちてしまう事もあります。
ハンドケアは「こまめに」が大事です。
日焼け止めも意識して塗り直すようにしましょう。
3:水回りの作業ではゴム手袋を着用
主婦が毎日行う水回りの作業、特に食器洗剤や住宅用洗剤を使う時はゴム手袋をつけるのが重要です。
洗剤に含まれる界面活性剤は手荒れの原因の一つです。
肌に優しいと書かれている洗剤を使用する場合でも、なるべくゴム手袋をするようにしましょう。
ゴム手袋をつけていると中が蒸れるのが気になる…という場合は、予めハンドクリームを塗っておき、その上からゴム手袋をするようにすると、
自然とパック効果になり保湿成分が浸透するので主婦でも家事をしながらハンドケアが出来ておすすめです。
4:効果的なハンドクリームの使い方
ハンドケアで一番重要なのは保湿を十分に行う事です。
家事でダメージを受けている肌を回復させる効果もありますので、こまめにハンドクリームを塗る事が大事です。
ハンドクリームは適当に塗るのと、効果的な塗り方をするのではその効果に大きな差がでます。
忙しい主婦はハンドクリームをチューブから直接手にだして、両手でこすりあわせるようにしてささっと終わりにしてしまう事が多いですが、
この塗り方はNGです!
【ハンドクリームの正しい塗り方】
1 手のひらにパール粒ほどのハンドクリームをだし両手でこすり合わせるようにしながら十分に温めましょう。
2 ごしごし擦って塗るのではなく、片手でもう片方の手の甲を優しく抑えるようにしてクリームを馴染ませていきます。
大事なのは体温を利用する事です。
3 両手を組み合わせるようにして指と指の間までしっかりとハンドクリームをのばします。
4 乾燥しやすい指先や爪のまわりまで揉み込むようにしてクリームを浸透させます。
家事の合間や寝る前など、意識的にハンドケアをする事で実年齢よりも若々しく瑞々しい手をキープしましょう。