子どものアトピー改善のためにママができること

子どもの肌トラブルの中でも多いのが「アトピー性皮膚炎」です。

乳幼児期から小学生ぐらいまでの時期の子どもの場合、約10人に1人がアトピーを発症していると言われています。
アトピーの痒みに悩まされるお子さんもつらいですが、アトピーのお子さんを持つママも、心配やら対策やらつらいことが多いものですよね。

小学校5年生になるうちの子も、小学校低学年ぐらいまではひどいアトピーだったので、そんなママの気持ちはよーくわかります!

今回は、子どものアトピーについて、原因や治療法、気を付けたいことなどをお伝えします。





子どもアトピーは成長で改善することも多い

子どものアトピーは、成長するにつれて改善する場合が多いのが特徴です。

うちの子の場合も、小さい頃はひどいアトピーで肌がボロボロでしたが、大きくなるにつれて少しずつ症状が軽くなって、 今は冬など乾燥する時期に少し症状が出るぐらいです。


アトピーの原因には、アレルギーによるものや、乾燥肌、ストレスなどによるものなど、
さまざまな要因があります。
子どもの場合は食物によるアレルギーが原因となる場合が多いと言われます。

子どもは大人に比べて皮膚の機能が完全に発達していないため、掻くことで皮膚が傷ついて悪化しやすいのですが、成長して皮膚のバリア機能が発達し、 食物に対する皮膚の反応が減ることで、
自然と症状が改善していくことが多いのです。

子どものアトピー改善のために気を付けたいこと


病院での治療のほかに、アトピーのお子さんを持つママが気を付けてあげたいポイントを
お伝えします。

・お風呂はぬるめ、入浴後の保湿はしっかりと!
身体があたたまると痒みが出やすくなってしまうので、お風呂のお湯の温度はややぬるめに
しましょう。

入浴時間も短めに、ボディソープなどは、刺激の少ないものを選びましょう。
入浴後は、処方されたお薬を患部にやさしく伸ばす以外に、全身にボディミルクやボディクリームを使って保湿を心がけましょう。

・ダニ、ほこり対策で悪化を予防
子どものアトピーの原因は食物アレルギーの場合が多いですが、小学生ぐらいからはダニやハウスダストによるアレルギーが原因になって悪化する場合もあるようです。

掃除機がけや、布団の天日干しなどをこまめに行うことで、ダニやほこり対策をすることで、
アトピーの悪化を予防しましょう。

・子どもとのスキンシップを大切に
アトピー改善に効果があると注目されているのは、親子のスキンシップです。スキンシップ不足の場合、 子どもが親に注目されたくて皮膚を掻きむしる「心理的掻爬(そうは)」という行動に出てしまうことがあるそう。

ストレスはアトピーを悪化させる要因の一つです。
ママと子どものスキンシップを増やすことで、子どものストレスをやわらげてあげることも
大切です。

子どもアトピーの治療は長期戦になる場合が多く、子どももママもストレスが多いものです。
でもママがストレスを抱えっぱなしだと、子どもにもさらにそのストレスが伝わってしまいます。

できるだけ大らかな気持ちを忘れずに、お子さんと一緒にアトピー改善を目指して
いきましょうね。



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